関節リウマチは日本に60-100万人ほどの患者様がいると推定されています。
初期症状として朝のこわばりや手指の関節の腫れ、痛みがよく見られます。関節のこわばりは特に朝に強く、日中に和らぐこともあります。治療せずに進行すると、関節が変形したり、日常生活に支障をきたすこともあります。
関節リウマチは診断から最初の2年で急速に関節変形が進むことが分かってきました。早期の診断、治療が重要な病気です。また、症状が進行した方でも痛みを改善できる方も増えております。関節リウマチによる症状なのではないかと心配されている方、症状は付き合っていくものとしてあきらめている方はぜひ当院にいらっしゃってください。
当院では順天堂大学に付属する各病院とも協力して診療を行っていきます。
↑関節リウマチで手指が変形した患者様(同意を得て撮影しております。)
「目が乾く」「口が渇いて話しにくい」そんな症状がある方はシェーグレン症候群かもしれません。シェーグレン症候群は基本的には涙や唾液が減る病気 です。乾燥症状だけではなく、関節痛や倦怠感、レイノー現象とよばれるしもやけのような症状などが併せて出現することもあります。当院では、点眼薬や人口唾液、内服薬など様々な治療に加えて生活指導などで日常生活が少しでも楽になるようサポートします。診断されていない方でも「これって病気?」と気になったら、早めの受診をおすすめします。 目や口の不快感、我慢せずご相談ください。
全身性エリテマトーデス(SLE)は、免疫の異常により自分の体を攻撃してしまう病気です。関節の痛みや発熱、皮膚の発疹、強い倦怠感などが現れることがあります。症状は人によって異なりますが、適切な治療を行うことで日常生活を送ることが可能です。現在は、ステロイドに頼りすぎず、免疫を調整する薬(免疫抑制剤・生物学的製剤)を用いた治療が進められています。気になる症状がございましたら、お早めにご相談ください。
下記以外でも様々な疾患に対応しております。
お気軽にご受診いただければ幸いです。
高血圧症は、診察や検査で確認される血圧が慢性的に高い状態(上の血圧が140mmhg以上もしくは下の血圧が90mmhg以上)を指します。日本では成人の約3人に1人が高血圧症です。健康診断等で指摘されたら当院でご相談ください。
糖尿病は、インスリンの作用が低下して血糖を細胞の中に取り込めない状態が持続する疾患で、適切に管理しないと神経や目、腎臓や心臓などに大きな影響を及ぼします。日本では成人の約10人に1人が糖尿病、またはその予備群とされ、年齢が高くなるほど有病率が増加します。HbA1cが高い、もしくは家族歴がある方はお気軽にご相談ください。
高脂血症は、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が慢性的に高い状態を指します。治療せずに放置すると、血中の過剰な脂質が動脈の内壁に蓄積し、動脈硬化を進行させます。これにより、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞といった重大な疾患を引き起こすリスクが高まります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が何度も止まる状態を指します。
肥満のある方に多く見られますが、小顎など肥満がなくても起こす方もおられます。症状としてはいびきや起床時の頭痛、日中の眠気などがあげられます。睡眠中の状態なので自覚がない人が多いことも問題となっており、診断されていない睡眠時無呼吸症候群の方は多く居るとされています。
当クリニックでは、いびきや日中の眠気が気になる方に向けた診断と治療プランをご提案しています。マウスピースや精密検査などについては大学病院と連携し診療を行っていきます。
「胸やけ」や「酸っぱいものが上がってくる感じ」があればそれは逆流性食道炎かもしれません。胃酸が食道に逆流することで、のどや胸に不快感が生じます。当院では、症状に合わせた薬物治療と生活習慣のアドバイスを行っています。特に、必要なときだけ薬を飲む「オンデマンド治療」も可能です。食事や生活を少し見直すだけで改善することもありますので、気になる症状があればお気軽にご相談ください。
医療法人社団 𠮷田クリニック
千代田クリニック 内科リウマチ科
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